妊娠高血圧症候群は早目に対策を

妊娠高血圧症候群は早目に対策を行いましょう

 

この高血圧は妊娠中に特に気を付けなければならない症状です。

 

母体だけではなく胎児にも影響が出てしまう事もあり、最悪のケースでは死産も起こりうるからなのです。

 

この病気は遥か昔から確認されている症状であり、古くは紀元前400年頃にギリシャの医者であったヒポクラテスの著書にも記されていたのです。

 

妊娠中の痙攣発作を記録したのが最初です。当時は原因が不明とされていたのですが20世紀に入ってから高血圧・蛋白尿・浮腫が関係している事が分かってきました。

 

そんな妊娠高血圧症候群は常日頃の予防を行う事で母子ともに健康に出産できるようになるでしょう。

 

そこで当サイトでは妊娠高血圧症候群に関する様々な情報をご紹介していきます。

 

 

妊娠高血圧症候群について知っておくと予防もできますよ。


妊娠高血圧症候群とは?

妊娠高血圧症候群とはどんなもの?

 

その前の通り、症候群ですので複数(4種類)に分類されます。

 

以下は、その4種類に症状となります。

妊娠高血圧:妊娠20週以降に初めて高血圧が発症し、分娩後12週までに正常に復する場合。

 

妊娠高血圧腎症:妊娠20週以降に初めて高血圧が発症し、かつ蛋白尿を伴うもので分娩後12週までに正常に復する場合。

 

加重型妊娠高血圧腎症
1・高血圧症が妊娠前あるいは妊娠20週までに存在し、妊娠20週以降に蛋白尿を伴う場合
2・高血圧と蛋白尿が妊娠前あるいは妊娠20週までに存在し、妊娠20週以降にどちらか、または両方が悪化する場合
3・蛋白尿のみを呈する腎疾患が妊娠前あるいは妊娠20週までに存在し、妊娠20週以降に高血圧を発症する場合

 

子癇:いきなり全身が硬直して痙攣が起き、そのまま意識が無くなって呼吸が止まってしまう症状。

これまで、「妊娠中毒症」とよばれていた病気が、2005年4月から「妊娠高血圧症候群」に名前が変更されました。

 

妊娠高血圧症候群の発症頻度は全妊婦の約4%を占めており、20人に1人の割合で起きる症状です。

 

対象となるのは、妊娠20週から出産後3ヶ月(産後12週)までの期間に高血圧(140/90mmHg以上)が見られる場合や、高血圧の症状とともにたんぱく尿がある場合を指しています。

 

高血圧と診断される場合、収縮期血圧が140mmHg 以上、重症の場合は(160mmHg 以上)、あるいは拡張期血圧が90mmHg以上(重症では110mmHg 以上)になった場合です。

 

加えて、高血圧に前後して蛋白尿(尿中に蛋白が1 日当たり0.3g以上出ること、重症では2g以上がでることがあり、この場合も妊娠高血圧症候群と診断されます。

 

特に妊娠32週以降に発症することが多いのですが、妊娠32週未満で発症した場合は早発型と呼ばれ、重症化しやすいので細心の注意が必要になります。

 

また浮腫だけの場合はこの症状からは除外されます。

 

妊娠高血圧症候群になった場合、初期症状は軽く自覚できない事が多いので、早期発見のためにも定期検診は必ず受けるのが良いでしょう。

 

 

初期は自覚症状が分かりにくいので注意してください。


血圧について知っておきましょう

血圧について正しく知っておきましょう

 

血圧というのは、体内で血液を循環させる時に押し出す圧力の事で、血管の壁にかかる力を指します。

 

体の隅々に血液を送るのを助ける働きをしますが、低すぎても高すぎても体にとっては良くありません。

 

血圧は上限と下限の2つの数値で表示されます。

  • 上限の数値が収縮期血圧と呼ばれる⇒心臓が血液を送り出すときに血管にかかる圧力
  • 下限の数値が拡張期血圧と呼ばれる⇒心拍の間に心臓が拡張しているときに血管にかかる圧力

 

血圧の正常値は、120/80 以下となりますが、個人差もあります。

 

また血圧を測る日時や時間帯によって数値が変動するので、決まった時間に測定するのが比較しやすいでしょう。

 

血圧が高い状態は高血圧症と呼ばれ、数値は140/90以上となりますが、一般的に血圧を複数回測定をした後に、常に高い値であることを確認してから診断されます。

 

高血圧は妊婦と胎児にとって健康とは程遠く危険な場合があるのです。また妊娠前から血圧が高い女性は何らかの異常が起こるリスクが高くなってしまいます。

 

妊娠中に高血圧症になってしまった場合、早めにして治療を行わなければ未熟児や健康に異常を抱えた赤ちゃんが産まれたり、母体に問題が起こるケースがあります。

 

 

高血圧は母子ともに悪影響を与えてしまいます。


自宅で血圧を測る方法

自宅で血圧を測る方法をご紹介します。

 

高血圧を発見する為の唯一の方法は血圧の測定です。

 

そこで自宅で毎日血圧を測定し記録していればすぐに数値の変化に気が付きます。

 

特に妊娠中は血圧を細かくチェックする事で高血圧になる前に対策が出来るのです。

 

では以下の手順で血圧を測定してください。

1・上腕血圧計を選ぶ

手首や指先で測定する機器では正確な数値の測定は難しい場合があります。

 

そこで上腕部に巻きつけて測定できるものを購入するのをおススメします。

2・朝晩の1日2回決まった時間に測定する

朝は起床して1時間以内で、なおかつ朝食前に行ってください。

 

晩は就寝直前のタイミングで行うのが一番良いです。

 

やってはいけない事ですが、トイレを我慢している状態や出かける前のあわただしい時間帯は血圧が上昇しやすくなっているので注意してください。

 

さらに測定を行う1時間前の入浴や運動は、血圧が上がってしまうので避けるようにしましょう。

3・椅子に座ってから行う

上腕を心臓より高い位置に置き、計測した数値が基準となります。

 

寝転がった状態や、立った状態ですと心臓より低い位置になってしまうからです。

4・週に5日以上測定する

毎回記録を付ける事で血圧の変化が数字で明確に把握できるようになります。

 

できれば毎日の日課にして習慣づけていくと数値の細かい変化に気づきやすくなります。

 

 

自宅で毎日の血圧測定をおススメします。


妊娠高血圧症候群の症状

妊娠高血圧症候群で起こりうる症状を紹介します。

 

妊娠による影響で内臓を初めとした各部位の血管がダメージを受けている状態となっています。

 

症状がさらに進行した場合、腎臓や肝臓の血流が悪化し母体に悪影響を残す可能性が出てきます。

 

さらには胎児に栄養を送る胎盤に存在する血管の働きも悪くなり、胎児に十分な栄養が送れなくなって亡くなったりする(死産)事例も起きているのです。

 

症状が進んで重症化した場合、母親は血圧上昇が起きて蛋白尿が出るようになります。

 

加えて痙攣発作(子癇)、脳出血、肝臓・腎臓の機能障害、溶血と血小板減少を伴うHELLP症候群などを引き起こす可能性が非常に高くなってしまいます。

 

胎児へ起こる影響は以下の4つの事が考えられます。

  1. 胎児発育不全⇒発育状態が思わしくない
  2. 常位胎盤早期剥離⇒子宮から胎盤が剥がれて充分な酸素が届かなくなる
  3. 胎児機能不全⇒胎児の呼吸や循環機能の状態が悪くなる
  4. 胎児死亡⇒急に亡くなってしまう

この4つの症状が起きると母子ともに大変危険な状態に陥ってしまいます。

 

これらの状態で出産を行った場合、胎児が障害を抱えて育っていく可能性も否定できません。

 

そして妊娠高血圧症候群は合併症も起こる可能性が高くなりますが、以下は起こりうる症状です。

  • 脳⇒子癇・脳出血
  • 肺⇒肺水腫
  • 肝⇒肝臓機能障害・HELLP症候群
  • 腎⇒腎機能障害

こうした合併症も起きると母親の命にも関わってくるほどの危険度となります。

 

ですので、できるだけ早期発見が出来るように定期的に健診を行ってください。

 

 

早期発見すれば軽症で済ませる事が出来ますよ。


妊娠高血圧症候群の自覚症状

妊娠高血圧症候群で起きる自覚症状は以下になります。

  • 急激な体重の増加(週に500g以上増える)
  • 目がかすんだり、チカチカする
  • 頭痛がしたり、頭が重いと感じる
  • 血圧が高い(最高140mmHg以上、最低90mmHg以上)
  • 脚のむくみ
  • 尿量が少なくなったり、蛋白が出る
  • 胸やけ
  • 呼吸困難・息切れ
  • 胃の右上部の痛み

ただし、妊娠高血圧症候群の自覚症状は分かりにくい事が多いです。

 

これらの自覚症状に近いモノを感じた際には産婦人科で医師に相談してください。

 

ちょっと気になる程度だから相談しないでいると、進行してからの発見となってしまいます。

 

できるだけ早期発見ができるように細かい事でも、気になった事はどんどん相談してください。

妊娠高血圧症候群になる原因

妊娠高血圧症候群になる原因とは?

 

以下の項目に当てはまる方は妊娠高血圧症候群になり易いのでご注意ください。

  • 腎臓病、糖尿病を患っている
  • 高血圧またはその家系に生まれた
  • 肥満型である
  • 塩辛いものが好き
  • 以前に妊娠高血圧症候群になった事がある
  • 過労気味(疲れやすい)

これまでの研究で、原因は血管内皮障害・血管攣縮・凝固異常・血小板や好中球の活性化などによる抹消循環不全であると考えられていいます。

 

ですが、正確な原因は未だにつきとめられていないのが現状であり、さらなる解明が待たれている状態です。

 

また、妊娠高血圧症候群は妊娠負荷に対する恒常性の維持機構が破綻し、適応不全を起こした状態であると考えられています。

 

 

まだ完全な原因究明は出来ていないのが現状です。


妊娠高血圧症候群の予防方法

妊娠高血圧症候群の予防方法

 

基本的には食事と運動と休養の組み合わせとなります。

 

食事面では、1日で摂取する塩分は10グラム以内にし、味付けも塩分を抑えたものにしてください。

 

さらに、妊娠高血圧症候群と診断された場合は1日の塩分は7グラム以内に抑える事を心がけましょう。

 

運動面では、適度な運動(ウォーキング)を行うと健康維持にも繋がります。朝夕30分程度のウォーキングでも効果は得られます。

 

また妊娠すると疲れやすくなるので、充分な睡眠時間の確保もしましょう。1日7時間は確保すると良いですが、眠たくなった時は寝るようにしてください。

 

ただし妊娠高血圧症候群の症状が出た場合、医師から体を休める事を最優先とし、入院を勧められる場合もあります。

 

体を休めると血液の流れもよくなり、症状の進行を抑えつつ胎児への十分な栄養も送れるようになる効果があります。

 

 

食事・運動・休養の3つをバランスよく行っていきましょう。


栄養素を効率的に摂る方法

栄養素を効率的に摂る方法はあります。

 

妊娠中は母子ともに栄養が必要となり、毎日の食事で体が作られていきます。

 

そこでバランスよく栄養素を食事でとりたいところなのですが、妊娠中はつわりなどで食欲がわかない事もありますよね。

 

だけど毎日必要な栄養素は取りたいというのが本音です。

 

特に妊娠中は葉酸・鉄分・カルシウムは必須となります。

 

これらの成分を摂取する事で母体の健康および胎児へ必要な栄養供給が行えるようになります。

 

もしも栄養素が足りなくなった場合、母体から必要な栄養素を削って胎児に与えているのです。

 

そうなると母体の健康状態が悪化し出産までに体力がなくなったり、赤ちゃんにも影響し最悪の場合は流産にもなりかねません。

 

ですが、きちんと毎日必要な栄養素を摂取していれば、そういった事態も防ぐ事が出来るようになるでしょう。

 

その方法は実に簡単で「葉酸サプリ」を毎日飲み続ける事です。

 

葉酸サプリは妊娠中に必要な栄養素がまとめられており、毎日約4粒ほどを飲むだけで栄養補給が行えます。

 

これから子作りを考えている夫婦にもオススメできますし、健康な赤ちゃんを産むためにも是非ともお試しください。

 

 

葉酸サプリなら手軽に栄養素を補給できますよ。


 


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